広島回顧旅 その③ 尾道編

広島旅1日目、神石高原の後は、電車で20分ほどで尾道へ。

駅を降り立つと潮の香り。
ロータリーの前に広がる港の風景。
不思議と風のない空気がピタッと止まったような夕方。
このまま瀬戸内に出られることもあり、小さな船が並んで
自転車や車でそのまま乗り込む人もいたり、生活に根付いたような

それと観光の人と入り混ざる場所。

夕方がとっても似合うところ。


普段自分からは滅多にラーメンは食べないけど、尾道ラーメンは行ってみようと思い、

たくさんあるので、ホテルのフロントの方に“あえて”を教えてもらい ”丸ぼし”さんへ。

こってりし過ぎず、汗いっぱいかいた後は沁みたーーーー。


翌朝は涼しいうちに
商店街を散策、路地を抜けたり
レトロな建物や生活感のある雰囲気も良かったな。
旅の楽しみはモーニング。
尾道は朝から暑いぞ。風なし!
しっかりチャージして、ロープーウェイへ。
いやいや、この中が1番暑かったね。
初めて手持ち扇風機欲しくなりました。
暑さを我慢すれば眺めは最高。
四国まで思わず足を伸ばしたくなる瞬間。

展望を後にして向かったのはこちら。実は尾道市立美術館も行きたい場所の一つでした。展示、、ではなく、警備員さんと美術館が好きな黒猫ちゃんのやりとりをtwitterで知って、会えたらいいなと思ってましたが、残念、現れず。思いがけずスイスのアニメーションpinguを観れてラッキーでした。涼を取るにも美術館はいいですね。


そこから坂を下る途中で休憩した”帆雨亭”。

生涯で20回以上引越をした志賀直哉の暮らした場所。

書籍も手にとれて、静かで趣のあるお店。

最後は那覇の桜坂劇場の親戚みたいな雰囲気のシネマ尾道へ。

上にショップがあるのかなと階段を上ろうとした所でスタッフさんに怪訝そうに話しかけられ、事情を話したら、あまりお行儀のよくない観光の人もいてちょっと警戒したそうで、

なるほど。観光の街ならではだなあ。

こういう映画館、いつまでも頑張ってほしいな。

目的だった手拭いを買って、最終目的地、広島駅へ。


真夏の昼間はちょっと歩くのが厳しかったけど、ここにしかない風景が

散りばめられている尾道でした。